Lesser Key of Megiddo72



※※この記事は書きかけです※※


海の硫化水素はどこからくるか

哀れ家臣を失ってしまったメギド時代のヴィネさん。
彼女の悲劇を巻き起こした「硫化水素」はどこからきたのか。
海中で硫化水素に接触する可能性を調べてみた。
そもそも硫化水素とは?
硫黄と水素の化合物、「腐った卵の匂い」と形容されるほど猛烈にくさい。
当然のごとく有毒。

熱水噴出孔

海底から、地熱で高温になった海水が噴き出す穴。
この水は硫化水素を始め重金属を含み、通常の生物には猛毒
しかしなんとこの周りには生態系が形成される。
硫黄細菌と言って、硫化水素を酸化させる菌がいるのだ
これを起点にハオリムシや甲殻類と言った、深海ファンにはおなじみの生物が集まってくる。
しかし猛毒の硫化水素をエネルギー源にしているということは、それが途絶えてしまうと……
地殻変動で熱水噴出が止まってしまった場合、悲しい景観になってしまう。

貧酸素水塊説




参考文献

長沼毅  「深海 — もうひとつの地球生物圏」『生命誌研究館 季刊「生命誌」16号 』(1997) html link
丸茂恵右・横田瑞郎 「貧酸素水塊の形成および貧酸素の生物影響に関する文献調査」(2012) pdf link
カリブの海底に世界最深の熱水噴出孔 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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