Lesser Key of Megiddo72

良く使う本です。
このページは学術的ではありません。
記者はアマチュアで、このページはサブカルチャー愛好者の創作支援のために書かれています。
どうしても学術的な話したい人は自前でwikiでも建ててください。

とはいえメギドくんの守備範囲広すぎて、現状ページごとの参考文献がとっちらかってるんだよなあ……
どうしようかな〜〜〜




魔道書系

The Lesser Key of Solomon: Lemegeton Clavicula Salomonis


黄緑色がかわいい、値段はかわいくない。
レメゲトンと言えばこれ!悪魔の偽王国もついてくるぞ!
ただし中身は17世紀の英語ラテン語だ。
この本のいいところは、大英博物館からコピーを取ってきたマジな図像がいっぱいついているところである。
中学二年生の落書きじみた元祖魔法陣をいっぱい拝める。

魔導書ソロモン王の鍵


良くあるオカルト本である。何も言うまい。
ただ、これのすばらしいところは、不織布のばかでかい魔法陣がついてくるところである。

無限に遊べる。ただ楽しい。


語学系

はじめてのラテン語


ラテン語の突入口といえばこれしかないです。これ一冊で簡単な現在形まではラテン語書けるようになります。
ブラッドボーンで大変お世話になりました。

羅和辞典


日本語というだけで超有難いのですが、付録の格変化一覧が死ぬほど役に立ちます。

The New College Latin & English Dictionary, Revised and Updated


羅英の安価な辞書。日本語と値段が違いすぎるけど十分役に立つ。

wiktionary

Wiktionary, the free dictionary
これは大きな声で言いたいことなのですが、ラテン語のGooogle翻訳はほぼ間違っています
もう一度言います、日→羅のGoogle翻訳は正しくありません
じゃあどうすればいいの!?そんなときはこれ!好きな単語を入れて検索しよう!
何!?ページが英語で読めない!?
そんなときは……

Weblio

英和辞典・和英辞典 - Weblio辞書
Weblioとwiktionaryを行き来して頑張ってください。
現場からは以上です。

史学系

悪魔学大全


ゲーム的には副読本の類だと思われますが、どうしてもお勧めしたかった。
タイトルから想像しづらいですが、「魔女術という概念と人々がどう向き合ったのかについての資料百科事典」です。
非常にまじめな本で、しいて言えば人間が一番オカルト。
各地の魔女裁判についての膨大な資料をコンパクトにまとめた名著だと思います。
一部で人気なセイラム魔女裁判の経過もまとまっています。
まえがきに
…偏狭かつ硬直した思考の危険性や、人間の行動のあらゆる側面に対する探究心の必要性を読者に示すならば、本書は単なる好古的・煽情的興味を越えた価値を持つこととなるだろう
と有るとおりに、知性を放棄した人間の行いに序文ですらうんざりすること間違いなく、我々がフィクションで知る魔女狩りがいかに生易しいものか教えてくれます。
この本のもうひとつの良いところは、反理性的な人間に対して、反論や抵抗を試みた人間について詳細に言及してあるところです。
暗く濁った事物は人間の良心を覆い隠しがちですが、たった一点の光でも、見失うのは浅慮と訴えかけてくれます。

全力を尽くして支配的イデオロギーに対抗し、邪悪な迷信の力と支配に恐怖する民衆を導いた勇気ある男女によってこそ、魔女迫害の終焉は早められたのである

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